ソーシャルレンディングの仕組みは2005年頃から欧米で発達しました。その後中国、韓国、オーストラリアなど世界各国まで広がり、海外では既にこのようなネット上での個人貸し借りの仲介ビジネスは一般的になっています。米国では2007年夏頃からサブプライムローンの債務不履行が山積しつつあり金融業界全体に信用収縮が広がってきました。経済が急速に冷え込む中で連邦準備制度(FRB)は金利引き下げを行っていますが銀行はどこも貸し付け審査の基準を厳しくしているためクレジット履歴のよい人ででもローンを組みにくくなっていました。
こうした中で中小企業は銀行ではなくインターネットを利用したPtoPの貸付サイトから当座資金の調達をする例が増えてきました。貸付最高額は小規模でも中小企業には不可欠になっていったのです。また無謀なサブプライムローンを貸し付けた金融機関や貸付金利を上げるクレジットカード会社にも批判が高まったことでPtoPの貸付サイトは日常生活を支援する強い味方として人気を高めていきました。事業規模も大きくなり、ある事業者の会員総数は約58万人である1年の融資総額は日本円で72億円にもなりました。
日本では2008年後半には初めてこの事業者のサービスが開始されることが決まっています。
